この時期の立山・室堂エリアは、残雪が残っていることが多く、特に室堂から一の越山荘へ向かうルートでは、傾斜した雪面を横切る箇所があります。雪の斜面の横断は「怖い」と感じることもあり、全員が安心して楽しめることを最優先に、少し慎重に考えてみることにしました。
そこで、もう一つのプランとして「唐松岳(八方尾根ルート)」を並行で検討していて、山小屋はすでに確保しています。
唐松岳のルートにも7月上旬は一部残雪が残る可能性はあります。ただ立山と大きく違うのは、「雪の急斜面を横断する場面がない」こと。尾根に沿った整備された登山道で、雪が残っていても、チェーンスパイクで十分に対処できる性質のものです。
ちなみに、今年は雪解けが例年より早いという情報もあります。立山のルートも、直前の状況次第では十分に楽しめる可能性があります。残雪の情報を慎重に見ながら、できれば2週間以内には最終判断したいと思います。
どちらのルートになっても、最高の2日間になることは変わりません。
後立山連峰に属する標高2,696mの山。「北アルプス入門の名峰」として知られ、整備されたルートと圧倒的な絶景が両立している、少し特別な山です。
八方尾根スキー場のゴンドラとリフトを乗り継ぐ「八方アルペンライン」で、標高1,830mの登山口まで約40分でアクセス可能。そこからが本格的な北アルプスのはじまりです。
登山道はよく整備されており、危険箇所なし。はじめての北アルプスとして、多くの人がこの山を選んでいます。
途中の「八方池」は、白馬三山が水面に映る鏡のような絶景スポット。さらに上ると、目の前に剱岳がそびえ立つ唐松岳頂上山荘に到着。食堂の大きな窓から眺める剱岳と立山連峰の景色は、一生忘れられない体験になるはず。
7月はコマクサ(高山植物の女王)の見頃でもあります。砂礫の斜面にひっそりと咲くピンクの花は、写真に残したくなる美しさです。
ピストン(往復・同じ道を登って降りる)/ 左から右へ標高が上がります
※ 当日の天候・体調に合わせて、無理のない範囲で歩きます。
唐松岳の登山道は整備されていますが、山の天気は変わりやすく、7月上旬は一部に残雪が残る可能性もあります。以下の準備はしっかりと。
スニーカーは不可。グリップのしっかりしたハイキングシューズまたはトレッキングシューズが必要です。
稜線付近は天気が急変しやすいです。コンビニのカッパではなく、防水透湿素材のレインウェアが安心です。
1泊分の荷物が入る25〜30Lが目安。お持ちでない方はお貸しできます(要相談)。荷物はできるだけ軽くした方が歩きが楽になります。
7月上旬は登山道の一部に残雪があります。軽量なチェーンスパイクを持参すると安心です。4本爪の軽アイゼンでしたらお貸しできます。
小物類(帽子・ストック・サングラスなど)は別途ご案内しますね。
このコースは、要所ごとにトイレが確保されていて、比較的安心して歩けます。